岩手医科大学第1内科
岩手県立宮古病院消化器内科
2004 年 46 巻 10 号 p. 2286-2290
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症例は64歳男性.心窩部痛,血性下痢で発症し,初診時に関節痛および四肢に紫斑を認めた.内視鏡にて十二指腸下行部から水平部にかけて全周性の浮腫を伴う出血性びらんと潰瘍を認め,Schon1ein-Henuch紫斑病に伴う十二指腸病変と診断した.2度にわたるステロイドパルス療法により止血が得られたが,経過中貧血に対し計46単位の頻回,大量の輸血が必要であった.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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