日本消化器内視鏡学会雑誌
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転移巣に横紋筋成分の出現を認めた食道の「いわゆる癌肉腫」の1例
志村 貴也犬飼 政美吉岡 宣夫齋田 康彦山田 智則今井 堅吾鈴木 大介谷岡 書彦
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キーワード: 食道癌肉腫, 横紋筋化生
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2004 年 46 巻 3 号 p. 253-258

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抄録
 症例は62歳男性.主訴は飲食時のつかえ感.食道造影,上部消化管内視鏡検査で,食道内腔に充満する隆起性病変を認め,腫瘍生検よりPseudosarcomatous squamous cell carcinomaと診断し,右開胸開腹食道亜全摘術施行した.摘出標本のHE染色では,腫瘍の大部分はspindlecellが占め,腫瘍基部に限局して中分化扁平上皮癌をみとめた.免疫染色でspindle cellの一部にサイトケラチン陽性像を認めたことより「いわゆる癌肉腫」と診断した.また,噴門部リンパ節転移巣の一部に横紋筋成分を認めた.癌肉腫の成り立ち,分類を考えるうえで貴重な症例と考え報告する.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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