日本消化器内視鏡学会雑誌
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内視鏡的食道静脈瘤硬化療法後に生じた解離性食道壁内血腫の1例
加藤 秀章西 佑二大山 展遠山 卓中村 誠
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2004 年 46 巻 3 号 p. 259-264

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抄録
 症例は55歳,男性。肝硬変症にて外来通院中であった.下血を主訴に外米受診.食道静脈瘤破裂と診断し,待期的に内視鏡的食道静脈瘤硬化療法を施行した.治療後,胸骨後方痛,嚥下困難,嘔気が出現.上部消化管内視鏡検査および胸部CT検査にて上部から下部食道にかけて壁内血腫を認めた.その後,食道潰瘍を形成したが,保存的治療により軽快し,食道狭窄等を生じることなく治癒した.食道静脈瘤硬化療法の合併症として食道壁内血腫は稀であるが,注意すべき合併症として文献的考察を加えて報告した.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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