日本消化器内視鏡学会雑誌
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子宮体部原発転移性直腸癌の1例
磯貝 圭輝加藤 智大守内 玲寧多羅 澤功矢花 崇中原 生哉村上 理絵子瀬ノ田 明範伴 紀宏
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2004 年 46 巻 4 号 p. 943-948

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抄録

症例は75歳女性.平成12年子宮体癌にて広汎子宮全摘出術を施行,組織型は扁平上皮への分化を伴う類内膜腺癌(Grade 2)と診断された.その後平成14年大腸内視鏡検査で直腸に限局して表面に潰瘍を伴う粘膜下腫瘍様の病変を認めた.生検診断は低分化型腺癌であり原発性直腸癌の診断のもとに手術を施行した.組織学的所見では充実性の増殖を示す低分化の癌が大部分を占めており,子宮体部を原発とする転移性大腸癌と診断した.

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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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