日本消化器内視鏡学会雑誌
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胸腹部大動脈瘤破裂による偽腔食道瘻孔の1例
榊原 敬神崎 剛志小林 敏成榊原 宣
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2004 年 46 巻 7 号 p. 1346-1349

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抄録
 大動脈瘤の食道穿破は稀とされ.消化管内視鏡検査に関する報告は少ない.今回73歳女性の胸腹部大動脈瘤破裂による食道瘻の1例を経験したので,報告する.胸部大動脈瘤破裂による食道穿破は診断しにくく,消化管内視鏡検査が重要である.これまで粘膜下腫瘍像に注目されてきたが,自験例のように隆起を伴わない症例もあり,その内視鏡像は多彩である.食道内に凝血塊が見れたときには,食道瘻に注意が必要である.こうした場合には,生検や止血操作は危険であると考えられる.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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