日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
肝転移を認めた食道表在型小細胞癌の1例
塩飽 保博小出 一真栗岡 英明細川 洋平
著者情報
ジャーナル フリー

2004 年 46 巻 7 号 p. 1340-1345

詳細
抄録
 患者は75歳女性.近医で便潜血陽性を指摘され,内視鏡検査にて腹部食道に腫瘤が認められた.食道癌の診断の下,手術を施行したが,多発性肝転移が認められた.手術は,腹部食道,噴門側胃切除術を施行した.食道腫瘤は直径1cmの丘状型で,深達度sm3の小細胞癌であった.カルボプラチンとエトポシドを用いた術後化学療法を行い,一旦は肝転移巣は消失したが,その後肝転移巣の急速な増大を認め,術後10カ月目に死亡した.
著者関連情報
© 社団法人日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top