日本消化器内視鏡学会雑誌
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虫垂炎術後の難治性腸瘻に対し内視鏡的虫垂口閉鎖術か有効であった1例
近藤 俊彦高橋 知秀重松 千普
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2004 年 46 巻 7 号 p. 1360-1363

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抄録
 症例は23歳の男性.急性虫垂炎の診断で虫垂切除術を施行後,虫垂断端から生じた難治性腸瘻と診断された.保存的治療を行うも改善なく,内視鏡的虫垂口閉鎖術を施行したところ腸痩は閉鎖した.虫垂切除後合併症としての腸瘻は稀であり,再開腹による根治術を必要とすることが多い.今回施行した内視鏡的虫垂口閉鎖術は難治性腸瘻に対する治療法の一つとして有効であると考えられた.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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