日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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十二指腸乳頭腺腫の切除後再発に内視鏡的なAPCによる腫瘍焼灼術が奏効した1例
渋谷 和人坂東 正神山 公希橋本 伊佐也津田 祐子斎藤 文良塚田 一博清水 哲朗霜田 光義田中 三千雄
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2004 年 46 巻 7 号 p. 1355-1359

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抄録
 症例は54歳の女性.十二指腸ファーター乳頭腺腫にて外科的乳頭切除術を施行したが,約9カ月後に局所再発を認めた,再発に対する治療としてアルゴンプラズマ凝固法(以下APC)を用いた内視鏡的焼灼術を施行し,腫瘍を消失せしめた.その後2年以上再発はまったく認められていない.ファーター乳頭腺腫の切除後の再発例に対してAPCが有効であった症例は,これまで国外で2例の報告があるのみで,本邦での報告は本例が最初のものである.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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