日本消化器内視鏡学会雑誌
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胃静脈瘤治療の現況―胃静脈瘤治療法―
小原 勝敏
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2005 年 47 巻 3 号 p. 356-365

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抄録
 胃静脈瘤(Lg)からの大量出血は致命的であり,即座の対応が必要である.Lg出血の予測は困難であるが,F2-3の大きなLgや,びらんまたは発赤所見を伴うLgは出血のリスクが高く,予防例であっても積極的に治療すべきである. Lg出血に対しては,Cyanoacrylate(CA)系薬剤注入法がその止血効果から第1選択の治療法としてコンセンサスが得られている.しかし,一時止血後に再出血の可能性が高く,Lgの待機治療が重要となる.待機治療では,Lgのみならず供血路も閉塞するCA・EO併用法が再発防止上重要であり,さらに再発させない手技としてLg地固め法がある.Lgの完全治療を行うためには,EUSとMDCT(3D-CT)による治療前の門脈血行動態の評価と治療後の効果判定が重要である.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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