佐賀大学附属病院内科
佐賀大学光学医療診療部
2006 年 48 巻 11 号 p. 2651-2655
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症例は88歳,女性.既往歴は高血圧.左大腿骨頚部骨折術後にて近医入院中であったが,突然大量の血便をきたし,ショック状態を呈して当院に救急搬送された.大腸内視鏡検査を行ったところ下部直腸(Rb)に噴出性の出血を伴う露出血管及び止血状態の露出血管2個を認めた.それぞれに対してクリッピングを行い止血しえた.多発する直腸Dieulafoy潰瘍で,クリッピングが有用であった症例を経験したので報告する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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