京都大学大学院 医学研究科消化器内科学
京都大学付属病院 病理診断部
泰玄会病院 消化器内科
2006 年 48 巻 11 号 p. 2645-2650
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は43歳,女性.主訴は粘液性の下痢.大腸内視鏡検査では,粘膜の浮腫性変化をわずかに認めるのみであった.生検で粘膜直下に肥厚したコラーゲン帯を認めた.以上よりCollagenous colitisと診断した.約7年前にも同様の症状があり,そのときの生検でも同様の肥厚したコラーゲン帯を認めていた.長期の無症状期間を経て再発をきたした稀なCollagenous colitisを経験したので報告する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら