A CASE OF RECTAL CARCINOID WITH CARCIFICATION: REPORT OF A CASE

Shinji YOSHII; Sei KUROKAWA; Akimichi IMAMURA; Tomonori ANBO; Satoshi MOTOYA; Satoshi MAEDA; Hiroshi KOZAWA; Takeshi HAGIWARA; Hitoshi NISHIOKA; Yuko GOTOHDA; Shunji MURAOKA; Toshihiro SUGA

doi:10.11280/gee1973b.49.2978

石灰化を伴った直腸カルチノイド腫瘍の1例

吉井新二, 黒河聖, 今村哲理, 安保智典, 本谷聡, 前田聡, 小澤広, 萩原武, 西岡均, 後藤田裕子, 村岡俊二, 須賀俊博

著者情報

吉井新二
札幌徳洲会病院消化器内科
札幌厚生病院消化器科
黒河聖
札幌厚生病院消化器科
今村哲理
札幌厚生病院臨床病理科
安保智典
札幌厚生病院臨床病理科
本谷聡
札幌厚生病院臨床病理科
前田聡
札幌厚生病院臨床病理科
小澤広
札幌厚生病院臨床病理科
萩原武
札幌厚生病院臨床病理科
西岡均
札幌厚生病院臨床病理科
後藤田裕子
札幌厚生病院臨床病理科
村岡俊二
札幌厚生病院消化器科
須賀俊博
札幌厚生病院消化器科

キーワード: 直腸力ルチノイド腫瘍/石灰化/超音波内視鏡

ジャーナルフリー

2007 年 49 巻 12 号 p. 2978-2983

DOI https://doi.org/10.11280/gee1973b.49.2978

詳細

抄録

:56歳女性.大腸内視鏡検査にて下部直腸に径10mmの粘膜下腫瘍を認めた.超音波内視鏡検査にて,第2～3層に主座を置く低エコー性病変とその中心部に石灰化を疑うストロングエコー像を認めた.内視鏡的切除術を施行し,病理所見はcarcinoid tumor,深達度sm,lyO,v1で,腫瘍部中心に石灰化所見を認めた.　消化管カルチノイド腫瘍の石灰化例は稀で,若干の文献的考察を加えて報告する.

責任著者(Corresponding author)

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