日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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膵漿液性嚢胞腺腫solid-variant typeと考えられた1例―自験例と報告例の画像所見の検討―
桑谷 将城河上 洋小野寺 学平野 聡近藤 哲伊藤 智雄腰山 達美河上 彩恵浅香 正博
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2007 年 49 巻 5 号 p. 1303-1309

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抄録
 症例は70歳,女性.膵頭部腫瘤の精査目的に当科を受診.腹部USでは径23×16mm大の低エコー性腫瘤で,CTでは強く造影される境界明瞭な類円形病変であった.EUSでは内部に高エコーを伴う低エコー性腫瘤であった.以上より膵内分泌腫瘍と診断し,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した.病理組織学的には膵漿液性嚢胞腺腫solid-vari-ant typeであり,鑑別診断として本疾患を念頭におく必要があった.
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© 社団法人日本消化器内視鏡学会
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