日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
内視鏡的粘膜下層剥離術後に幽門狭窄を来した早期胃癌の1例
佐川 保佐藤 康史高山 哲治阿部 清一郎平川 昌宏荒木 直子小笹 里砂井山 諭加藤 淳二新津 洋司郎
著者情報
キーワード: 幽門狭窄
ジャーナル フリー

2007 年 49 巻 7 号 p. 1681-1687

詳細
抄録
 71歳男性で,胃幽門部大彎3/4周性IIa病変に対してESDを施行した.幽門部に7/8周性潰瘍を形成したが,幽門輪は正常に残っていた.切除標本は94×56mm,病理組織所見:tub1,深達度m,ly0,v0,LM(-),VM(-),73×25mm,根治度EAであった.術後第30病日に幽門狭窄症状が出現し,CRE-Wire Guided balloonによる拡張術にて狭窄は解除された. 幽門輪近傍病変を広範切除する際には術後の幽門狭窄を念頭に予防的拡張術を施行する必要があると考えられた.
著者関連情報
© 社団法人日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top