日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
魚骨の十二指腸穿孔による腹腔内膿瘍の1例
西村 守渡部 祥子湧田 暁子狩山 和也辻 英之難波 次郎冨山 吉久東 俊宏羽井佐 実森 雅信
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 49 巻 7 号 p. 1688-1692

詳細
抄録
症例は84歳,女性.食欲不振を主訴に近医を受診,著明な炎症反応を認め当院紹介となった.腹部超音波,CT検査で肝左葉下面に接して40mm大の膿瘍を認め,十二指腸とつなぐように魚骨と考えられる細長い石灰化様陰影が見られた.上部消化管内視鏡検査では十二指腸前壁に約1mmのピンホールが見られ,そこから膿汁の流出を認めた.魚骨による腹腔への穿孔として手術を施行した.その診断に内視鏡検査は重要と考えられた.
著者関連情報
© 社団法人日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top