麻生飯塚病院消化器内科
九州大学大学院医学研究院病態制御内科学
2008 年 50 巻 2 号 p. 217-222
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症例は77歳女性.出血を繰り返す十二指腸潰瘍と中心静脈栄養力テーテル刺入部からの漏出性出血の精査加療目的にて,近医より当院紹介入院となった.入院時活性化部分トロンボプラスチン時間の著明な延長を認め,凝固因子検査にて後天性血友病Aと診断された。免疫抑制療法及びステロイドパルス療法により,活性化部分卜ロンポプラスチン時間の改善を認めた.出血を繰り返す病変に遭遇した場合,凝固障害等の出血傾向を来たす全身的基礎疾患の合併を考慮する必要がある.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
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