川崎市立川崎病院外科
2008 年 50 巻 9 号 p. 2488-2493
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症例は96歳,73歳,66歳のいずれも胆石症手術の既往を有する女性で,原疾患はそれぞれ総胆管結石症,肝門部胆管癌,下部胆管癌疑いであった.治療もしくは細胞診目的でERCPを施行した.穿孔は検査時に2例,検査翌日に1例が診断され,損傷部位は十二指腸下行部2例,球部1例であった.診断後直ちに全例開腹手術により穿孔部閉鎖,洗浄ドレナージ術が行われた.術後経過はいずれも良好で,軽快退院した.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
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