日本地球化学会年会要旨集
2005年度日本地球化学会第52回年会講演要旨集
セッションID: 3P07
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課題講演3 炭酸塩の地球化学---炭酸塩を用いて過去から未来への地球環境変動を解読する---
段階加熱法によるサンゴ骨格中の窒素・炭素・酸素同位体比測定
*内田 麻美西澤 学白井 厚太朗高畑 直人佐野 有司飯嶋 寛子茅根 創
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抄録
本研究では静作動型質量分析計を用いて、サンゴ骨格中に微量に存在する窒素の同位体組成を段階加熱法により測定した。具体的には、時間分解能およそ一ヶ月で切断したサンゴ骨格を試料(~35mg)として、骨格中の窒素同位体組成を月単位で測定し、数年分のデータを考察する。発表では、サンゴ骨格の段階加熱法で得られた炭素及び酸素同位体組成についても議論する。
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© 2005 日本地球化学会
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