日本地球化学会年会要旨集
2006年度日本地球化学会第53回年会講演要旨集
セッションID: 1P09
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堆積物
天然放射性元素U・Thの湖底堆積物情報-バイカル湖
坂口 綾山本 政儀富田 純平落合 伸也中川 裕文柏谷 健二
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抄録
バイカル湖は世界で最も典型的な内陸性気候を示すという地理的条件から、気候変動の将来予測を目的とし、湖底堆積物からの短期・長期的気候変動復元研究が進められてきた。バイカル湖では珪藻殻を主成分とする生物起源シリカおよびUは、気候変動に敏感なプロキシとして注目されてきたが、気候変動と珪藻(一次生産物質)の生産性、さらに珪藻との関係を主としたUの沈降・堆積挙動についても未だに不明瞭な点が多い。また、自然環境変化が激しく、人類の進化も含め自然-人間が深く関与している第四紀・更新世における数万~数十万年の堆積絶対年代決定法が確立されていない。そこで、この時代の詳細な堆積年代決定法として、238U-234U法、アイオニウム法の適応、U・Thの古環境復元プロキシとしての確立を目的とし、これら元素の沈降・堆積挙動研究を行ってきた。その成果を発表する。
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© 2006 日本地球化学会
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