抄録
山形県と新潟県の県境付近に位置する金丸地区において、演者らは堆積層中におけるウランの保持・移動挙動に関する検討を行うため、ボーリング掘削を数本行ってきた。その中の幾つかのボーリングコア中のウラン系列核種について、その分布と形態について分別溶解法を適用して詳細な検討を進めた。逐次分別溶解法に使用した試薬は、(a) 1M酢酸ナトリウム/酢酸(pH5)、(b)TAO試薬(シュウ酸アンモニウム/シュウ酸)、(c)CBD試薬(クエン酸ナトリウム・炭酸水素ナトリウム・亜二チオン酸)、(d)過酸化水素水、(e)塩酸、(f)硝酸-過塩素酸-フッ酸などである。本発表では、その検討結果を報告する。