東京大学 海洋研究所
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二次元高分解能二次イオン質量分析計(NanoSIMS)を用いて、天然の炭酸カルシウム中のSr同位体比を直径約5μmのスポットで分析する方法を開発し、それを琵琶湖産のアユの耳石に応用した。耳石の内側約100μmのコアの部分は琵琶湖水に含まれるSr同位体比を示した。一方、外側の部分は海水の値を示した。これらの結果はアユの回遊生態と整合的であり、耳石のSr同位体比が環境復元に役立つことを示す。
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