日本地球化学会年会要旨集
2008年度日本地球化学会第55回年会講演要旨集
セッションID: 2P07 09-P01
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島弧・海嶺衝突帯の火成作用とテクトニクス
LA-ICP-MSを用いたアルゼンチン南パタゴニアのCerro Pampaアダカイトに含まれる地殻ジルコン結晶のU-Pbスポット年代と、それから構築される地殻年代発達史
*元木 昭寿折橋 裕二ハラー ミゲールラモス ビクター平田 大二安間 了
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抄録
パタゴニア南端地域では、中新世から現在に至るまで、拡大中の海嶺が南米大陸の下への沈み込みがおこっている。海嶺沈み込みに関連したアダカイの質のマグマ活動はチリ側にある6火山だけでなく、背弧地域であるアルゼンチン側でも3岩体確認されている。Cerro Pampa岩体は背弧側の最も北に位置し、典型的なアダカイトの組成を示す。このマグマはスラブ溶融によって生成されたため、地殻下部から上部に至る大陸地殻のすべて部分を貫いて地上に到達した。従って、それに含まれる地殻ジルコンの年代は、現在地上に露出してはいないものの地下で大陸地殻を形成する、あらゆる深さの岩体の年代を含みうる。本研究ではパタゴニア直下の地殻構造について言及する.
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© 2008 日本地球化学会
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