日本地球化学会年会要旨集
2009年度日本地球化学会第56回年会講演要旨集
セッションID: 1A15 05-07
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現世の有機物、微生物、生態系の地球化学的動態と過去の生命史の解明
二枚貝貝殻中硬タンパクのCN 同位体比を用いた有明海における二枚貝餌資源の変遷史解明
*井上 聡山中 寿朗下山 正一市原 季彦
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抄録
かつて豊潤の海と呼ばれ、アサリを代表とする二枚貝の大きな漁獲を誇っていた有明海は、近年漁獲量の低迷が社会問題となっている。しかし、有明海がその歴史を通じてずっと豊潤の海であったのか、ということについては疑問の余地があり、時代を通じて二枚貝の個体数がどのように変化してきたか検証が必要である。また、その個体数を支配する要因について解明することが、近年の個体数減少の原因を探る上で不可欠である。そこで本研究では有明海沿岸で採取された各堆積層の堆積年代が決定されているジオスライサー試料(下山ら,2009)を用いて、二枚貝の個体数変化とその貝殻中に残された硬タンパク(コンキオリン)のCN同位体比を用いて二枚貝の食性変遷史を明らかにすることを目的とした。
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© 2009 日本地球化学会
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