日本地球化学会年会要旨集
2010年度日本地球化学会第57回年会講演要旨集
セッションID: 1P40 05-P06
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古気候・古環境解析の地球化学
古生代Sr同位体比minimum:古海山頂部石灰岩の連続記録
*可児 智美小福田 大輔磯崎 行雄
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キーワード: Sr 同位体, ペルム紀
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抄録
ペルム紀中期に海水Sr同位体比は,古生代で最も低い “Permian minimumモを示す.それは,海洋のSr同位体バランスの古生代型から中生代型への転換点と考えられるが,そのメカニズムは未解明である.本研究では,ペルム紀中期-後期にパンサラッサ超海洋中央部海山頂部で堆積した西南日本のジュラ紀付加体中に産する上村石灰岩と赤坂石灰岩について,同位体比の経年変動を詳細な生層序とともに報告する.
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© 2010 日本地球化学会
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