抄録
近年、アジア域における経済発展と工業化は著しく、それに伴う人為起源の汚染物質の排出量は増加傾向にあり、海洋大気への影響に大きな関心が持たれている。特に、アジア大陸と太平洋の間にある日本海のエアロゾルの変動は大気質及び酸性雨に留まらず、海洋生産力、地球化学循環、気候に大きな影響を及ばすと考えられ。そこで本研究では2009-2010年間、「長崎丸」による船上でHigh Volume Air Sampler Andersen Typeを用いて、エアロゾル試料の採取を行った、捕集した試料フィルタは元素分析と水溶性イオン成分分析に用いた。後方流跡線とMODIS衛星試料を利用して日本海海域エアロゾルの起源・化学特性と季節変化を中心に、報告する