日本地球化学会年会要旨集
2012年度日本地球化学会第59回年会講演要旨集
セッションID: 2D11
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G2 古気候・古環境解析の地球化学
高周波誘導加熱による生物源オパールの酸素同位体比測定
*岡崎 裕典井尻 暁山根 雅子
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抄録
生物源オパールの酸素同位体比を、安全、簡便、微量、高精度で測定することを目的とした分析法開発を行った。生物源オパールをグラッシーカーボン炉内で高周波誘導加熱により1600度に加熱することで、二酸化ケイ素を還元し、生成した一酸化炭素ガスをHeキャリアガスにのせて試料を質量分析計に導入する連続フロー法を組み合わせた。これまでに高精度微量分析精度(+-0.2パーミル, 最少試料量: 50μg)を達成できたが、グラッシーカーボン由来のブランクが大きな問題である。
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© 2012 日本地球化学会
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