日本地球化学会年会要旨集
2012年度日本地球化学会第59回年会講演要旨集
セッションID: 1C09
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G8 マントル物質の化学とダイナミクス
I/Br比を用いたキンバーライトの系統的分類
*遠山 知亜紀村松 康行糀谷 浩山本 順司角野 浩史中井 俊一兼岡 一郎
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抄録
キンバーライトは揮発性元素に富み、そのマグマ源は少なくとも150kmより深いところにあると推定されている。また、ハロゲン元素は揮発性元素で、地殻やマントル、海水、間隙水、堆積物などにおいて異なる元素比を持つ。これらのことから、キンバーライトのハロゲン元素組成とその特徴を調べることにより、キンバーライトマグマが生成する環境(マントル)でのハロゲン元素の分布やその起源に関する知見を得られる可能性がある。
我々はこれまでに、南アフリカ・中国・グリーンランド・ロシア・カナダ・ブラジルの6地域のキンバーライト中のCl, Br, I濃度の分析を行い、産出地域や噴出年代に関係なくI/Br比から2つのグループに分類できることを報告した。今回は、それぞれのグループに含まれるハロゲン元素の起源に関して更に考察を進める。
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© 2012 日本地球化学会
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