主催: 日本地球化学会年会要旨集
私たちはイオンマイクロプローブ,同位体顕微鏡の開発を行ってきており,現在,同位体ナノスコープの開発に挑戦している.これらの分析法は相補的な効果があり,総合して活用することにより宇宙物質の成因が包括的に科学できる.今後は分光法による外惑星の軽元素の分光法による同位体分析の開発が必要である.また,ケロジェンの全構造解析のために,放射光の種々の分光分析・質量分析・NMR・クロマトグラフィーの分析技術とそれらを融合する新しいバイオインフォマティクスを開発するプロジェクトが重要である.