日本地球化学会年会要旨集
2013年度日本地球化学会第60回年会講演要旨集
セッションID: 3C18
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G13 海洋化学・大気水圏(全般)
北極海表面で観測された高濃度CH4およびCO2との関連性
*笹野 大輔石井 雅男小杉 如央豊田 栄山田 桂大工藤 久志吉田 尚弘吉川 久幸三船 尊久川合 美千代村田 昌彦内田 裕西野 茂人菊地 隆
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キーワード: 北極海, pCO2, pCH4, CRDS
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抄録
「みらい」MR12-E03北極海航海において、CRDSを用いて表面海水中のpCO2とpCH4の測定を同時かつ連続的に行った。海域によって、その関連性が異なっていた。ベーリング海峡付近やバロー沖の沿岸域では、pCH4が高い海域がみられ、pCO2と正の相関を示した。表面のAOUが正であるから、海底堆積物からメタンの付加を受けた陸棚水の湧昇が寄与していることが示唆された。一方、カナダ海盆などの沿岸から離れた海域では、両者の間に負の相関がみられた。pCH4が高い範囲では、クロロフィル濃度も高かったことから、メタンの起源として生物由来による可能性が示唆された。
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© 2013 日本地球化学会
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