抄録
初期太陽系における同位体均一化プロセスを理解するため、CMコンドライトから分離したヒボナイト包有物に対してSIMSを用いたマルチ同位体分析を計画している。マーチソン隕石試料に対して、凍結溶融法による分離、比重分離、ハンドピックによる分離をおこない、数十個のヒボナイト包有物を抽出することに成功した。その中には新しいタイプのものを含む様々なヒボナイト包有物が存在している。ここでは、新たに分離したヒボナイト包有物に対して、SEM-EDS分析をおこなった結果を報告し、それら包有物の生成条件について議論したい。