日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 3D14
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G12 地球化学の人文科学への応用
土器残留脂質分析からみえてくる古代人の食生活: 縄文晩期亀が岡文化圏の食環境
*堀内 晶子
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抄録
古代人の食生活を調べる為、脂質分析、分子レベル同位体分析及び炭素・窒素安定同位体分析を使って、縄文晩期に東北地方で栄えた亀が岡文化圏の3つの遺跡から出土した土器片を分析し、環境特異性や共通性を化学の視点から検討した。 その結果、海岸に位置する二つの遺跡からは海洋性生物と陸生動植物が共通した食材として使われ、その内、製塩遺跡から出土した用途不明の壺は、製塩過程で使われた可能性が示唆された。また、内陸遺跡では主にC3植物と一緒に陸生動物が煮炊きされた事が推察された。
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© 2014 日本地球化学会
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