日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 3P08
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S1  北陸地方を中心とした大気水圏化学-高低差4000mの地球化学
成長初期段階の雲粒径の変化:能登半島での通年地上観測から
*木ノ内 健人岩本 洋子松木 篤
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キーワード: 雲凝結核, 化学組成
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抄録
大気エアロゾルはそれ自身が太陽光や赤外放射を反射・吸収する直接効果だけでなく、雲凝結核(cloud condensation nuclei: CCN) として働くことで、雲の光学特性や寿命などを変化させ、気候システムに影響を与える間接効果を持つ.CCNが雲粒へと活性化するためには、1)大気の水蒸気過飽和度、2)CCNの粒径、3)CCNの化学組成の3つが重要な要素と考えられる.特にCCNとして有効に働くサブミクロン粒子の化学組成は、地域によって化学種の割合が異なり、さらに有機物の存在度が非常に大きいということが観測によって明らかになった(Zhang et al., 2007).有機物はその多様さからCCNとしての働きについて理解が遅れているのが現状であり、初期の雲粒成長に有機物が与える影響を捉えることを目的とした.
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© 2014 日本地球化学会
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