日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 1E11
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G15 初期地球と生命起源の地球化学
前期太古代の浅海域~陸域(?)における熱水活動と生物多様性
*杉谷 健一郎三村 耕一山口 能央竹内 誠浅原 良浩仙田 量子鈴木 勝彦
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抄録
西オーストラリア・ピルバラ地塊のスティルリープール層(34億年)は,前期太古代を代表する浅海成層である。広範囲にストロマトライトが産出するだけでなく,小型および大型球状,フィルム状,繊維状,そしてレンズ状の微化石も複数地点で産出することが報告されている。本研究ではこれらの微化石を含む母岩であるチャートの起源や堆積環境を堆積学的特徴,岩相層序,そして微量元素組成から明らかにしようと試みた。含微化石チャートの微量元素の特徴や硫化鉱物の濃集は,それらが熱水の寄与を受けて生成したことを強く示唆し、Yellowstone National Parkに見られるcolumnar geyserite (珪華の一種)と同様,温泉の蒸発や温度低下による非生物的なシリカ沈殿を主要な原動力として生成したものと考えられる。
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© 2014 日本地球化学会
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