日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 1P06
会議情報

G01 大気微量成分の地球化学
沖縄辺戸岬で陸地採取した大気エアロゾル中の人為起源金属成分の挙動解析
*村山 仁美畦地 総太郎津波古 愛宮城 陽一笠羽 知葉新垣 雄光
著者情報
キーワード: エアロゾル, 重金属, ICP-MS
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
沖縄辺戸岬で複数年に渡って採取した大気エアロゾルを酸分解後、ICP-MSを用いて重金属濃度を測定した。その結果、重油燃焼の指標であるV/Mn比は、越境汚染の少ない夏期に高い傾向を示した。理由としては、夏期には東アジアから飛来する越境汚染物質及び地殻起源物質が少なく、ローカル起源のVが辺戸に輸送されてきたため、V/Mn比が高くなったためだと考えられる。また野焼きの指標となるnss-Kと全有機炭素(TOC)の間には比較的高い相関が見られたが、nss-KはAlやFeなどの地殻元素とも相関が高かったため、今後さらに解析を進め、越境汚染の影響を評価していく必要がある。
著者関連情報
© 2014 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top