日本地球化学会年会要旨集
2014年度日本地球化学会第61回年会講演要旨集
セッションID: 1P20
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G06 炭化水素資源の地球化学・深部炭素循環
UT13航海における日本海の表層型ガスハイドレートの生成とガス・間隙水の地球化学
*尾張 聡子鈴木 善晴戸丸 仁松本 良表層ガスハイドレート研究コンソーシアム
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抄録
2013年夏季に東京海洋大学の「海鷹丸」によって(UT13航海)隠岐トラフ,秋田‐山形沖から採取された堆積物における間隙水化学成分・間隙水溶存ガスの地球化学分析を行い,日本海東縁に広がるガスハイドレート胚胎状況やガスハイドレートの形成・分解と堆積物中の化学的環境の変動要因について考察した.隠岐トラフでは0.5-3cm程度大きさのフレーク状ガスハイドレート片が,秋田‐山形沖では直径8cm以上のガスハイドレートが海底下1~6mの表層堆積物中で確認された.間隙水中の硫酸イオンやメタン濃度からは,硫酸―メタン境界は浅くメタン供給量が高いことに加え,硫化水素の存在がガスハイドレートの安定領域を拡大し,浅部でもガスハイドレートが形成しやすい環境となっていることが明らかになった.SMI以深でも硫酸,カルシウム,マグネシウムプロファイルに小さなピークが複数みられ,過去のSMI変動に伴う間隙水―堆積物反応を記録している可能性が示唆された.
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© 2014 日本地球化学会
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