日本地球化学会年会要旨集
2015年度日本地球化学会第62回年会講演要旨集
セッションID: 1P12
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G2  古気候・古環境解析の地球化学
シャコガイの高解像度塩素分析
*堀 真子佐野 有司石田 章純高畑 直人白井 厚太朗
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キーワード: シャコガイ, 化石, 塩素, NanoSIMS
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抄録
本研究では、化石シャコガイ殻に含まれるハロゲン元素に注目し、特に塩素濃度の時系列変化を測定した。シャコガイの塩素濃度は、0.01~0.13重量%の間で変化し、殻の成長が遅い真冬に一番高く、殻の成長が早い夏に低くなる明瞭な年周期変化を示した。一方、2マイクロメートルの高解像度分析では、昼間の層で塩素濃度が高く、夜間の層で濃度が低くなる日周期変化が卓越することがわかった。塩素濃度の規則的な周期変化は、新しい環境指標として利用できる可能性を示唆する。
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© 2015 日本地球化学会
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