主催: 日本地球化学会年会要旨集
海洋研究開発機構
ダラム大学
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海藻,特に褐藻は,海水中のOsを比較的吸着している。海水のOsは濃度が低く,分析が困難である。そこで,海藻のOs同位体比から海水のOs同位体比を決める。現在の海水のOs同位体比は1.0で高いが,精錬所,廃棄物処分場,触媒を使用する化学工場から排出される物質中のOs同位体比は低いために,これらの起源からのインパクトは容易に検出できる。実際,東京湾で採取された海藻はOs同位体比が低く,人為起源物質の影響を受けている。
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