主催: 日本地球化学会年会要旨集
海洋研究開発機構
p. 27-
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生物に含まれるアミノ酸には,食物連鎖に伴い15Nが濃縮するもの(アラニン,グルタミン酸など)と,食物連鎖の影響を受けずに同位体比が変化しないもの(フェニルアラニン,メチオニンなど)が存在する。すなわち,後者のアミノ酸の同位体比から,生態系のベースにある一次生産者の同位体比を,見積もることができる。本発表では,段々畑における窒素同位体比の分布(isoscape)を作り,そこに棲息する生物の生息域(habitat)を調査した研究例を紹介する。
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