日本地球化学会年会要旨集
2017年度日本地球化学会第64回年会講演要旨集
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G10 最先端計測・同位体化学の地球化学及び境界領域への応用
断層岩の微細組織に沿った主成分・微量元素およびSr同位体分析
*川合 達也永石 一弥石川 剛志氏家 恒太郎
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p. 289-

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抄録

本発表では、地震時の摩擦溶融で生じたと考えられるシュードタキライトおよび関連する変質黒色脈について微小サンプリングから主成分・微量元素分析、Sr同位体分析までを一貫して行った手法について報告する。PC制御の高精度マイクロミルを用いて、断層岩の組織に沿ってドリルビットを自動走査して500μm程度の深さで切削し、シュードタキライトを含む黒色脈、完全に変質した黒色脈、母岩の計14箇所をサンプリングした。各試料を酸分解し、分取して主成分・微量元素分析およびSr同位体分析を行った。結果、同時に同じ手法で分析した標準岩石試料(JB-3、約1 mg)について、これまでの報告値とほぼ一致した値が得られた。これにより、主成分ICPWノルム組成の変化や微量元素濃度の増減、Rb-Srアイソクロン図等を用いた断層岩の多角的解析が可能となり、地震時の断層の摩擦溶融を定量的に評価するために有効な情報が得られた。

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© 2017 日本地球化学会
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