鍾乳石の一つであるストロー(鐘乳管)は、縦方向への成長が著しく、非常に薄く半透明である。通常ストローはカルサイトの結晶構造をしているが、南大東島星野洞でアラゴナイトの結晶構造を持つストローが発見された。 本報告では、星野洞で採取したアラゴナイトの結晶構造をしたストロー(アラゴナイトストロー)について、含まれる化学成分及び年代測定(成長速度)を210Pb法で推定した。また、マイゲン染色によってアラゴナイト部分を選択的に着色することで外観からアラゴナイトの分布を見ることが出来た。更に、断面の着色から両方が混在していることも確認できた。