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古環境・生態復元の信頼性向上や新たな古環境・生態指標の開発のためには(1)環境水自体の組成の変化,(2)環境水と生物硬組織の間の分別,のそれぞれについて定量的に理解することが必要不可欠である.本講演では,まず古環境・生態復元の障壁となっている生物活動による元素分別についての極端な例として,(a) 微小領域の元素不均質の研究について発表する.そして「海洋における微量元素・同位体」の知見が新たな古環境・生態復元につながった例として,(b)ムラサキイガイ殻のMn/Ca比分析による津波が引き起こした環境変化の復元,(c) ネオジム同位体比による魚類回遊経路の解明,について発表する.