日本地球化学会年会要旨集
2018年度日本地球化学会第65回年会講演要旨集
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G05 海洋における微量元素・同位体
海水の蒸発に伴う主成分イオンの濃度変化とMg同位体比による地中海蒸発イベントの濃縮過程の復元
*吉村 寿紘荒岡 大輔黒田 潤一郎伊左治 雄太川幡 穂高大河内 直彦
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p. 195-

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抄録

中新世の末期(5.97~5.33 Ma)に地中海では膨大な量の蒸発岩が形成された。このイベントはメッシニアン期塩分危機(Messinian Salinity Crisis,MSC)と呼ばれ,地中海内の蒸発と大西洋からの断続的な海水の流入と交換が繰り返されることで,およそ100万km3の蒸発岩が形成された。本発表では海水の蒸発に伴う沈殿鉱物相の変化,ならびにMSCの前期〜中期に堆積したカルシウム硫酸塩(石膏,硬石膏)のマグネシウム同位体組成から復元した,地質時代で最も新しい蒸発岩形成イベントであるMSCにおける水と塩の動態について報告する。

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© 2018 日本地球化学会
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