日本地球化学会年会要旨集
2018年度日本地球化学会第65回年会講演要旨集
会議情報

G10 最先端計測・同位体化学の地球化学及び境界領域への応用
火山ガスモニタリングを目指したLSPRセンサの開発
*瀧本 悠貴永田 晃基木下 真梨子小林 真大月精 智子紋川 亮森 俊哉鍵 裕之
著者情報
キーワード: 火山ガス, センサ, LSPR
会議録・要旨集 フリー

p. 221-

詳細
抄録

火山ガスは、二酸化炭素、二酸化硫黄、硫化水素などの成分を含み、その組成や放出量は火山活動の重要な情報であるため、様々な観測技術が研究されている。近年、小型・簡便な観測システムを構築できる半導体センサや化学センサを用いる方法が注目されているが、長期安定性や、応答性、選択性に課題があるため、これらの課題を克服した安価で小型なセンサの開発が期待されている。そこで発表者らは、応答性や安定性に優れた局在表面プラズモン共鳴(LSPR)センサに着目した。しかし、従来のLSPRセンサでは、火山ガスに含まれる微量成分の検出は困難であるという課題があった。そこで本研究では、火山ガスの主成分である硫化水素および二酸化硫黄について、優れたガス吸着能と選択性を有する吸着剤を検討し、LSPRセンサにコーティングすることで、硫化水素5 ppm、および、二酸化硫黄0.6 ppmの高感度検出を達成したので報告する。

著者関連情報
© 2018 日本地球化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top