日本地球化学会年会要旨集
2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
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S1 地球史・人類史の年代測定
Sr同位体比による炭酸塩コンクリーションの年代決定
*淺原 良浩吉田 英一山本 鋼志勝田 長貴南 雅代Metcalfe, Richard
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p. 166-

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抄録

堆積岩中に普遍的に見られる炭酸カルシウムのコンクリーションは,内部に化石を含むものだけでなく,化石を含まないものもある.化石を含むものであればその地層の年代決定に活用できるが,化石を含まない場合,年代決定は困難である.本研究では,石灰岩層などの年代決定に広く用いられているSr同位体層序を,炭酸カルシウム(CaCO3)を主成分とするコンクリーションに適用し,その堆積年代の決定を試みた.試料は,富山県八尾地域の中新統黒瀬谷層に産出するツノガイ化石を含むコンクリーションと化石を含まないコンクリーションを用いた.コンクリーションのカルサイト部分とツノガイの貝殻部分(アラゴナイト)に含まれるSrの同位体比を測定し,海水Sr同位体変動曲線との対比からそれぞれのSr同位体層序年代を求めた.

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