日本地球化学会年会要旨集
2020年度日本地球化学会第67回年会講演要旨集
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G3 海洋の地球化学
紫外吸光光度法を用いた海水中硝酸塩の現場分析方法の検討
*宮本 洋好岡村 慶野口 拓郎八田 万有美
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p. 37-

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抄録

栄養塩の測定は、生物・大気・深層など海洋の様々な情報を得るために非常に重要である。その中でも、硝酸塩は海洋において、 植物プランクトン・藻類の増殖に必要な栄養塩の1つとして知られている。硝酸塩の一般的な分析法では、試薬調製やラボ分析などの方法がある。観測現場でモニタリングを行うために分析装置に比較的測定が安易である方法が望ましい。そこで、硝酸イオン(NO3-)あるいは亜硝酸イオン(NO2-)の強い紫外線吸収を利用した直接的に紫外吸光光度法による測定を行う方法を検討した。本研究では、紫外吸光光度法を用いて、塩分4~40、温度0~40 ℃の人工海水と硝酸ナトリウムを添加した人工海水の吸光度を測定することで、人工海水と硝酸イオンのそれぞれの吸光度の塩分・温度影響と海水中の硝酸塩濃度の分析が有効であることを明らかにした。

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