主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
回次: 68
開催日: 2021/09/01 - 2021/09/15
p. 134-
焼岳(長野–岐阜県境)の1962年6月17日噴火で放出された火山灰の顕微鏡観察, XRDおよび水溶性成分の分析を実施し, 黄鉄鉱とみられる鉱物片, 石膏, 比較的多量の水溶性成分(Cl, SO4)を検出した. これらの結果はこの火山灰が水蒸気噴火によって熱水変質帯の一部が放出されたものであることを示しており, これは既往研究示された結果を支持するものである. 一方, 本研究で新たに得られた黄鉄鉱片を含む顕微鏡像, 石膏, 多量の水溶性成分の存在は, 将来再び発生した場合などに比較資料となり得るため, 本発表で提示する.