日本地球化学会年会要旨集
2021年度日本地球化学会第68回年会講演要旨集
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G02 環境地球化学・放射化学
ミャンマーの天水水田からの白米中のヒ素と重金属含有量
Aye Myint Myat SoeAye Aye Mu*豊田 和弘
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p. 26-

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抄録

ヤンゴン近郊のイラワジデルタの農家から収集された120個の白米(Oryza sativa)粒中の重金属(As、Pb、Cd、Cr、Mn、Fe、Zn、Cu、Ni、Mo、Co)を測定した。それらの総AsおよびNi濃度は、未汚染地域の文献値の世界平均レベルに近く、一部は最大許容レベルを超えていました。それらのPb、Cd、およびCrの平均濃度は、最大許容レベルより1桁以上低く、世界で最も低いレベルでした。無機ヒ素が全体の100%であると仮定して、米の消費に関連する健康リスクを推定すると、各元素の非がんリスク(HI)の合計値は基準値の7.6倍であり、ヒ素が主な要因(58%)であり、Mn、Zn、Cu、Mo、Co(5〜9%)およびPb、Cd、Cr、Fe、Niは4%未満でした。ヒ素(33%)、Cd(12%)、およびNi(51%)が、総がんリスク(TCR)値(2.5±0.7×10-3)の主な要因でした。

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© 2021 日本地球化学会
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