日本地球化学会年会要旨集
2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
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S1 地球化学で拓く地球掘削科学
バーチャル研究航海構想:高知コアセンターの保管コアを活用した新たな掘削科学プロジェクト
*池原 実久保 雄介黒田 潤一郎諸野 祐樹
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p. 100-

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抄録

バーチャル研究航海と仮称される新たな掘削科学プロジェクトが構想されている。国際深海科学掘削計画(IODP)が終了する2024年以降、掘削航海への乗船機会の激減が危惧されている。このような背景のもと、Post-IODP時代における海洋科学掘削研究の推進策の一つとして、高知コアセンターに冷蔵保管されているコア試料を活用した新たなプロジェクトの必要性が高まってきた。高知コアセンターには、西太平洋とインド洋で掘削された約146kmの深海掘削コアが保管されるとともに、日本の研究船等で世界中の海底から採取された1000地点を越える海洋コアなども保管されている。バーチャル研究航海では、異分野連携研究や多くの地点を広域的に取り扱うテーマを設定し、既存データの集約、コアの再観察、最新機器による解析、サンプリング等を集中して実施し、新たな成果を創出することを目指している。

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