日本地球化学会年会要旨集
2022年度日本地球化学会第69回年会講演要旨集
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G2 環境地球化学・放射化学
大型台風に伴う河川氾濫による福島沿岸海水の放射性セシウム濃度の上昇について
*高田 兵衛, 脇山 義史, 新井田 拓也, アレクセイ コニョプレフ, 五十嵐 康記, 稲富 直彦
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キーワード: 台風, 河川氾濫, 溶脱
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p. 146-

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抄録

2019年の台風19号通過前後の阿武隈川下流で採取した試料を用いて、室内実験とモデル計算より、河口沿岸海域の海水に溶けている放射性セシウム(溶存態セシウム)濃度変化を解析した。その結果、溶存態セシウム濃度は台風通過直後に上昇し、通過後は海水の希釈効果によって2週間程度で通過前と同程度に戻ったことがわかった。本研究では、これまで困難であった台風や豪雨による洪水後の沿岸海域の溶存態セシウム濃度変化のモデルによって予測することが出来た。

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