日本地球化学会年会要旨集
2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
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G8 地球深部から表層にわたる元素移動と地球の化学進化
顕生代コマチアイトから制約するマントルの強親鉄性元素組成進化
*井原 悠太石川 晃横山 哲也清水 健二
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p. 166-

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抄録

マントルの化学進化史を考えるうえで、太古代や原生代はマントル試料に乏しいことから、コマチアイトのように、マントルの部分溶融度が高い火山岩の組成に注目されてきた。マントル中の強親鉄性元素組成がどのように変化してきたのかは明らかになっていない。コマチアイトのPt濃度が時代とともに増加していることから、マントル中の強親鉄性元素濃度が上昇しているという説がある。一方で、その組成の多様性はマントルの溶融条件の違いを反映しているという説もある。2つの説を検証するには、時代を通したコマチアイト組成の比較と、成因の理解を進める必要がある。そこで、本研究では顕生代のカリブ-コロンビア海台のゴルゴナ島に産するコマチアイトと、ともに産するピクライトと深成岩(ダナイト, ウェールライト, カンラン石ハンレイ岩) の全岩Re-Os同位体組成とHSE濃度を分析した。本発表では3種の火成岩の成因とマントルソースの強親鉄性元素組成について考察する。

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